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『江戸繚乱』(下巻 花散る里)
通販価格880円 挿絵 日夏朱鷺彦
桃源宮に囚われた貴人王麻呂は、十右衛門に見限られて、駿河屋の新之助が馴染み客となる。 楼主である侘助の言うがままに、王麻呂は新之助に身を委ね、辱めにたえてきた。 お染と破談した新之助は、王麻呂を身請けするために駿河屋の金蔵から金を持ちだす。しかし、いつまでも新之助の好きなようにさせておく十右衛門ではなかった。 十右衛門と侘助の秘められた過去の片鱗を知った太助だが、侘助に対する思慕は深まるばかりだった。 だが、十右衛門は太助の気持ちを知りながら、今度は侘助を利用して住倉屋仁左衛門に仕掛けようとしていた。
郵便振替口座番号は、00670−9−22578 加入者名は 山藍紫姫子
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